国道19号線の先再び道路として現れる軌道跡。 こちらは当時の路盤そのままの幅のようです。左を上って行く道路は馬籠へ向かう道路で北恵那交通バスも通っています。 傾斜地の中腹を横切るため棚田の見事な石積みが各所で見られます。


住宅地を横切るS字カーブ。 住宅を縫ってホイットコムが走ってる何て光景は面白そうですが実際に林鉄があった頃は家屋はほとんど無かった様子。 明沢を渡ると反転して落合川本流の方へと戻ります。


馬籠へ向かう新しい2車線道路と合流しすぐ左の細い里道へ分岐。 右のガードレール外側の1段低い位置にガードレールの支柱だけが残ってますがそちらが軌道跡を利用していた頃の道の名残。 明沢を挟んで対岸の棚田の中に先ほど通ってきた線路跡の道が見えます。


落合川の谷間が狭まるまで長閑な軽便道がしばらく続きます。 現役時代の写真を見るとバラストと線路をアスファルト舗装に変えただけと言う感じであまり雰囲気が変わっていません。 軌道敷上から見た落合川の町。落合川を挟んで反対側が中山道44番目の宿場町落合宿でした。 神坂峠を経て飯田方面への道もあり交通の要衝でした。


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