雰囲気が良かったので落合川駅方面を振り返ってもう1枚。 落合川駅そばの用地境界標以来「宮」マークの境界標を見てませんが撤去されたのでしょうか。 (国道19号交差付近の路盤に残っているのを見かけましたが今回は竹藪が濃くなってたので未確認。)


平地が終わりに近付き竹林の中へ入って行きます。 中山道と交差し軌道敷を辿って来た道は行き止まりとなります。 路盤は左の藪の中へ続いてますが歩きにくそうだったのでパス。


中央自動車道の直下、湯舟沢川右岸に続く軌道跡。それにしても竹藪が多いです。 岐阜県道7号線が湯舟沢川を右岸へ渡ってきたところで交差。軌道跡は右の坂道と黄色い看板の間のスペース。 この先神坂事業所までは区画整理のためか軌道の痕跡はさっぱりわかりません。


クアリゾート湯舟沢の先が味曽野土場跡。 1945(昭和20)年1月1日の坂下出張所成立前には湯舟沢出張所があり、戦後はその跡地に苗畑が置かれたようです。 現在は道路の向かいに神坂森林事務所があります。 1954(昭和29)年の落合川土場〜味曽野土場廃止後はここで林鉄からトラックへ積み替えを行っていたとのこと。 味曽野土場の前で湯舟沢川は冷川と温川に分かれます。 土場を出て冷川を渡っていた痕跡は川自体が痕跡を押し流してしまう暴れ川のためか全く残っていません。 どちらの川も大規模な砂防工事の跡が目立ちます。


温川沿いに続いていた軌道は 途中養殖場の辺りで軌道はヘアピンで高度を稼いでいたようですが跡はよく分かりません。 この先の道はいつの間にやら完全立入禁止に。砂防工事のためのようです。 この先梯子谷までは霧ヶ原の台地上を迂回したので現地は見てません。 そうなると温川沿いの軌道跡は遠望するしかありません。 画像は霧ヶ原の台地上から見下ろした様子。 この区間は道路と別ルートになって軌道敷が残ってるはずで路盤の石積みらしきものがわずかに見えます。


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