以前は旅客の甲府駅に対し貨物の竜王駅という感じでしたが、存在感抜群(?)の巨大な橋上駅舎ができてからは流石に旅客主体の雰囲気に。
2012(平成24)年現在山梨県内で唯一定期的に貨物の発着がある駅です。 また現在では数少ない貨車移動機による貨車の入換が見られます。 いずれも協三工業製で10t機が2台、20t機が1台。 実際使われているのは10t機1台、20t機1台のようです。 |
夕暮れ時に八ヶ岳をバックに佇む機械番号06-28-01-017。1979(昭和54)年協三工業製10t機。 塗装もきれいな状態で、製造から30年以上経っても古さを感じさせません。 |
南側のコンテナ線からコキ車4両を下り本線塩尻方に引き上げ、上り本線を横断して北側の留置線へ。 | 今度は編成の東京方に連結するため機回し。そのままコキ車を押し込んで、東京方にタキ車を連結する作業に移ります。 |
半キャブが似合う日通倉庫をバックに。 | 石油線からタキ6両を牽き出してコキ車の前に連結。 |
タキ編成をもう1本持ってきます。 大きなガラス張りの橋上駅舎がミスマッチですがこれはこれで面白い光景になってます。 | 小さくてもごつかった初期の移動機と比べて見るとやっぱり可愛らしいデザインですね。 |
駅南西側のコンテナ線末端に留置されている機械番号06-28-01-012。 銘板によると1978(昭和53)年協三工業製。 移動機にはよくあるパターンですが、この以前は山梨市駅などで使われていたようです。 こちらは長いこと使われていない様子で、機械番号06-28-01-017がタキ1000の編成を組成作業中。無番機(右)は車庫前でお休み中です。 同型機ですが端梁の色で区別が付けられるようになっていました。 |
横で猫ちゃんがお食事中。 動かないで放置または長期間留置されている機関車の傍ではよく猫を見掛ける気がしますが猫に好かれやすいのかな?? |
機械番号06-28-01-012の非エンジン側。
これでもたまに留置場所が変わっている気がするんですが実際に動けるんでしょうか?? それとも相方が引っ張っていくのかな? |
参考: | 鉄道番外録6(ないねん出版) |
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