川崎車輌所の移動機



東海道貨物線と神奈川臨海鉄道の接続する川崎貨物駅。 その構内の一角にあるのがJR貨物の川崎車輌所。 ここでは様々な貨車の検査、修繕をしています。 入場している貨車の入換のために20t機が2台と10t半キャブ1台が在籍。 20t機は同型、同色で機械番号06-28-01-531と06-28-01-532。 車体を外から見る限りに銘板がないので機械番号からの推測ではどちらも協三工業製で531は1970(昭和45)年、532は1974(昭和49)年の製造と思われます。 国鉄時代は水戸局で土浦駅構内の入換を行っていたようです。
10t機は赤で機械番号06-28-01-004。 推測では1978(昭和53)年協三工業製、川崎車輌所設立前に貨車の検修を行っていた新小岩車輌所から移って来たものと思われます。
因みに画像は全て06-28-01-532です。どうやら531は予備機なのか奥の方に留置、004はトラバーサ付近の入換のみらしくまともに撮影できませんでしたm(_ _)m



タキ1000を入換中の06-28-01-532。 国鉄時代から移動機は赤系でしたが、ここではJR貨物色(?)の水色と白。 爽やかな塗装が良いですね



真正面から。写真を現像して初めて気が付きましたが正面の手摺りや解放てこが左右非対称になっているんですね。



今度はホッパ車のホキ800を引き出してきました。 色んな貨車との組み合わせがみられるところも車輌所の移動機ならでは。 右隣は神奈川臨海鉄道の塩浜機関区です。



今度はコキ車を入換。本当に様々な貨車を牽きだしては押し込んで行くので貨物列車・スイッチャーファンは退屈しません。


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