No.10,11


1979(昭和54)年製の日立製作所製25t機。
同時期の同一メーカー製とあって8、9号と似ていますが、軸距が長く、セミセンターキャブタイプとなっているなどの差異があります。 構内入換では単独で使われていることもありますが、塩浜駅構内へ出てくるときはNo.10と11で背向重連で使われています。 稀に北陸重機製のNo.14、15の片割れとペアを組むこともあるらしいのですが実見したことはありません。



塩浜から返空タキを牽いて出てきたNo.10+No.11重連。 日立25t後期形の角屋根キャブを持っています。 石油基地で働く機関車のため防爆仕様なのかラジエター横に立ち上がる厳ついマフラーも特徴的です。



浜街道踏切の手前で一旦停止。注意しつつゆっくりと動き出します。 かつての塩浜は浜街道が通る長閑な農村だったそうですが今ではコンビナートの町。 それでも一歩路地裏に入ると昔の街道筋の農村らしい面影も残っています。



塩浜駅ヤードの北方で入換中。後ろのNo.11を見ると非エンジン側の前面窓は左右非対称になっているのが分かります。 この顔を出して走っているところも見たいですがこれは難しそうですねえ。


参考:鉄道番外録1〜9(ないねん出版)
 産業ロコ(ないねん出版)

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