25t機

1975(昭和50)年製日本車輌製の25t機。 大曽根(三菱電機、専売公社専用線)、新守山(アサヒビール、全国販売農協連専用線)と中央西線名古屋口の駅から別れる専用線で使われてきました。 現在は35t機の予備機で、本務機が故障や検査で使えない時に出てくるようです。 こちらはティッシュ箱イラストはありませんが水色の車体に”nepia”の文字が目を引きます。 因みに35t機もかつてはこの水色塗装(nepiaの文字なし)だったとか。



2011(平成23)年9月半ば、35t機が不調らしく、しばらくの間ピンチヒッターとして25t機が使われていました。 ワムハチを従えて工場から出てくる25t機。


サイドビュー。安中の無番25t機(1972(昭和47)年製)と同型機ですが、3年新しいため軸バネが重ね板バネからコイルバネになっています。 ラジエター回りが独特・・・というよりボンネットの妻板を取っ払って使用している?? これはオーバーヒート対策で冬季には通常の妻板を付けるということかも知れませんがどうなんだろう?


駅からワムハチを引き込みます。 35t機では行っていた走行中解放「引き逃げ」を25t機の場合は行わず、一旦停止の後機回しを行っていました。 ワムハチの入換が終わると次にコキを牽き込み。 キャブ下部の窓は連結時に運転士から連結器部の見通しを良くするため設けられているようです。


 鉄道ファン 282号 1984年10月号(交友社) 専用線の機関車14 元私鉄の機関車(岩堀 春夫)
 鉄道ファン 287号 1985年3月号(交友社) 専用線の機関車17 愛知・岐阜のスイッチャー(岩堀 春夫)
 鉄道ファン 417号 1996年1月号(交友社) 愛知県のスイッチャー



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