山元土場の車庫(?)の横からそのまま浅い切通しになったヘアピンカーブへ突っ込んでいく作業軌道。 その先も軌道跡の小道が続いています。石積みなどの本格的な土工は行われておらず妙に平坦で幅広な登山道という感じ。


椹尾分水林道と合流したり分かれたりを繰り返しているようで、山側にときおり路盤らしきものが見え隠れします。 奥が田口方面。ここで右に分かれていた様子。林道は急勾配過ぎるので線形は林鉄当時とどれほど一致するのかわかりません。


林道から分かれると軌道らしい幅の小道が続きます。 椹尾沢とあまり高低差のないところで広場が現れます。土場の跡でしょうか?




椹尾分水林道から見た土場跡?結構広そうに見えます。 「国有林森林鉄道全データ 中部編」ではこの先線路は135林班まで数100mほど続いているようで、路盤らしきものも続いていましたが藪が深くなっていたのでここまでにしました。 あまり確定的な遺構が見当たりませんがあまり本格的な土木工事を行わない作業軌道ともなれば跡に残るものはこれくらいのものでしょう。


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