DB20


1975(昭和50)年製造の協三工業製20t機。 同社製の国鉄貨車移動機そのものですが、元国鉄機ではなく最初から山九運輸機工に納入されています。 納入先は山九運輸機工鹿島とあるので鹿島臨海鉄道奥野谷浜駅のJSR専用線(現在は鹿島臨海鉄道機が構内入換も行っている様子)に新製配置されていたのが南四日市に転属してきたようです。
南四日市では週毎にDB25と交互で使われていましたが2015(平成27)年1月現在は専ら当機ばかり使われている様子です。



どう見ても国鉄貨車移動機そのもの・・・あるいは国鉄向けに製造したのを割り当ててもらったのかもしれませんね。 特にオリジナルと見られる仕様などは見られませんが何かあるのかな?



南四日市駅構内側線で入換中JRコンテナ塗装に似せた塗装の備品箱(?)がユニーク。 現在は青一色になってしまっています。



当日に南四日市へ到着し翌営業日に工場へ引き込む貨車を連結。 背面(亀山方)は終日順光となります。 DB25と週変わりで使用していた頃は金曜日に機関車の交換を行うためこの場所で一瞬のことながら重連牽引(後ろは無動力)が見られました。



DB20の真横。L字型ボディーで前面が名古屋方を向いており、正面から撮ろうとすると終日逆光となり前面が陰になってしまいます。





参考: 産業ロコ(ないねん出版)
 機関車表(沖田 祐作編 ネコ・パブリッシング)
 五十年のあゆみ(山九運輸機工株式会社編)

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