52‰の勾配上にある第20号桟橋(全長18.0m)。18号桟橋より先の各橋は桁構造不明です。 この辺は崩れなどもないので軌道敷の52‰という急勾配ぶりが感じられます。


宇連集落の外れで自動車林道を横切る個所から起点側を見た様子。 自転車は帰りに県道を下るためここにデポしといたもの。 軌道敷上は東海自然歩道なので自転車を含む軽車両も乗入禁止です。 開渠と大して変わらない第21号桟橋(全長4.0m)を過ぎ植林地を登って行きます。 右に見える石垣から本谷線軌道の58‰という急勾配ぶりがお分かり頂けるでしょうか。


第22号桟橋(全長3.5m)付近で本谷川の川縁に出ます。 水面との高低差は少なくなりますが増水時に被害を受けやすいためか第22号桟橋の起点側橋台も破損して橋長が長くなっている様子。 清流の川面を見ながらの廃線歩きになります。 対岸を見ると県道33号線がすぐ横に見えるのですが向こうを見ると舗装された自動車道だけにより急勾配ぶりが実感できます。


川縁の区間を過ぎると森の中のS字築堤連続区間に入ります。ここも引き続き58‰の勾配区間。 S字築堤連続区間を本谷側から見た様子。


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