No.12


1994(平成6)年北陸重機製の25t機。 15年振りに投入された新車です。 コスモ石油専用線に配置され8号を置き換えました。 2012(平成24)年頃までは空車搬入のため四日市駅構内まで乗り入れて来るのが見られましたが、2013(平成25)年現在ではJR貨物のDE10が油槽所前まで牽いてきた空車を引き込むだけになりました。
車輪の偏摩耗を防ぐため(?)なのか機関車を時折方転しているようで、撮影時期によって向きが違うことがあります。



典型的な北重タイプですが前照灯の位置がボンネット上ではなくおでこに付いているのが特徴。 何よりこの派手なカラーリングが目を引きます。
なお、12,16号機とも運転席から連結器の解放テコを操作することができるようです。



No.12は四日市駅からの空車引き込みを担当していましたが、いつの間にか(2012年頃)DE10が引き込むようになり、四日市駅構内まで姿を見せることは無くなってしまいました。 2013(平成25)年2月現在はDE10が入口まで連れてきた空車列車を構内奥まで引き込む役を担っています。




No.16


1998(平成10)年北陸重機製の25t機。 No.12や四日市昭和石油の14、15号に引き続き投入されました。 コスモ石油専用線に配置され9号を置き換えました。 引き込まれた貨車の四日市側に連結して、振り分け、列車組成作業を行います。
こちらも車輪の偏摩耗を防ぐためか機関車を時折方転しているようで、撮影時期によって向きが違うことがあります。



こちらは前照灯位置がボンネット上にある標準型・・・と思いきやキャブ屋根が盛り上がった形状。 北陸重機のDLでは立山砂防軌道にも同様の形状の屋根を持つものがいます。 運転室内を高くして居住性改善のため・・・と考えられますが実際のところは不明。
No.16は四日市駅側から構内入換の主力で、ヤードの入口からよく出てくるので観察しやすいです。



2013(平成25)年2月現在No.16は四日市駅側を向いていますが、2011(平成23)年に見た頃はヤード側を向いていました。 キャブ形状以外のNo.12と16の違いと言えば、No.12ではボンネット側面にルーバーが多くみられるのに対し、No.16にはそれがなくすっきりした外観というくらいでしょうか。




参考:鉄道番外録1〜9(ないねん出版)
 産業ロコ(ないねん出版)

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